仮定法
まずは仮定法の種類。今後、テキストに出てくる仮定法について、その他の例文、Wishについてなども追加予定です。
仮定法の種類
ここでは、仮定法の種類とそれぞれの形(would + 動詞の原形など)を書きましたが、「主語+would + ・・・」などと覚えるより、実際文章で覚えて使っていく方が、会話とTOEICなどの試験の両方で使えるので、断然おすすめです。形を暗記しても、すぐに会話で使えるとは限りませんが、会話で使えるものは、試験でも使えるからです。
また、以下の形の説明の部分では、wouldとhadの違いが分かりやすいように、省略せずに書きましたが、実際の会話では、「その他の例」にある文章のように、省略できるものは省略する場合がほとんどです。
0 Conditional
実際今していないが、もしすればいつもこうなるという事に使う。
If you heat water to 100 degrees, it boils.
動詞現在形 動詞現在形
この形(意味)の場合、’if’の代わりに’when’でも同じ意味になる。
When you heat water to 100 degrees, it boils.
その他の例:
If you don’t clean your house, it gets dusty.
If you run for a long time, you get hot.
1st Conditional
50/50で起こることや、それが起こってもびっくりしないことが起こったと想像している。
'if'の部分は、未来の事でも現在形になります。
If it rains tomorrow, I will stay home.
動詞現在形 助動詞(will, can, might, should, etc.)+動詞原型
その他の例:
If it’s a boy, we’ll name him Nick. If it’s a girl, we’ll name her Emma.
If you feel better tomorrow morning, you can go to work. If not, you should stay home.
2nd Conditional
絶対あり得ないか、それが起こったらびっくりするような、まずあり得ないことが起こったと想像している。
If I were you, I would buy this one.
動詞過去形 助動詞過去(would, could, etc.)+動詞原型
その他の例:
I’d do that if I were you.
What’s the one thing you would take from your house if there was a fire?
Would you know my name if I saw you in heaven?
(90年代初めにヒットしたEric Claptonの「Tears in Heaven」の歌詞)
3rd Conditional
すでに起こったこと(過去のこと)なので変えられないが、変えられたとしたら・・・と想像している。
If you had come to the party last night, you would have enjoyed it.
had + 動詞過去分詞 助動詞過去+have+動詞過去分詞
その他の例:
If I hadn’t come to London, I’d have gone to New York.
Would you have been upset if I’d forgotten your birthday?
I’d have caught the last train, if I’d left earlier.
3rd + 2nd Conditional
すでに起こったこと(過去のこと)なので変えられないが、変えられたとしたら、今どうなっているかを想像している
If you hadn’t had breakfast this morning, you would be hungry now.
had + 動詞過去分詞 助動詞過去+動詞原型
その他の例:
If I hadn’t run to catch the bus, I wouldn’t be sweating now.
Do you think we’d be having fun if we’d gone to the party?
(今、誘われていたパーティをやっている時間で、行かなかったけどもし行ってたら、今楽しんでたと思う?)
上記に例文をいくつか書きましたが、是非、自分でそれぞれの種類の例文をいくつか考えてみて下さい。例文を考える時には、必ず口に出して発音し、書き留めて置く場合でも、まずは口に出す事をおすすめします。