発音
canとcouldはweak formがある単語なので、会話内では何かの理由で強調したい場合か、文章の最後にくる時以外はweak formで発音します。
否定を表す単語は強く発音するのが普通なので、can't と couldn't はstrong formを使い強く発音します。
また、イギリス英語の辞書に載っているReceived Pronunciation(RP)で発音と、RPではないイギリス英語やアメリカ英語では、can'tの発音が違います。
can /kən/ (weak form)
/kæn/ (strong form)
can't /kɑːnt/ (RP)
/kænt/ (RPではないイギリス英語、アメリカ英語)
could /kəd/ (weak form)
/kʊd/ (strong from)
couldn'tは、RPかどうかや、イギリス英語・アメリカ英語に関係なく/kʊdnt/と発音します。
リスニング(聞き取り)
リスニングで、can なのかcan’tなのかが聞き取りにくいという声もよく耳にしますが、上記の母音の違いが聞き取りにくい場合、強弱やリズムの違いもヒントになります。
I can do that. ooOo
I can’t do that. oOOo
couldとcouldn’tは音節の数も違います。
I could do that. ooOo
I couldn’t do that. oOoOo
また、自分で発音する時も、weak form, strong form, リズム、音節の数の違いを意識して発音練習をすることで、耳にした時にも違いがわかりやすくなってきます。
発音・リスニング練習
Can, couldを沢山使った会話文がありますので、発音練習にご利用ください。この会話文は発音記号でも書いていますので、その他の単語の発音確認もしていただけます。
また、日本ではあまりお馴染みではないかもしれないcan, couldの意味のページも是非参考にして下さい。
さらに、ブログ:’Weak formsの重要性:canとcan'tの違い聞き取れますか?’では、実際にネイティブが喋っているビデオでcanとcan'tの違いも確認できます。このブログはcan, can't以外のWeak formsの発音も確認できます。
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