以前からスペリングや発音がややこしい!と思っている単語がいくつかあります。
そういう単語は、早めに練習してマスターしないと苦手意識が強くなってしまうことも。そうなると、その単語が出てくるたびに妙に緊張したり、正しく発音できていても不安になったりして、ネガティヴな印象が残り、悪循環になりかねませんので、早めの解決をおすすめします。
ここでご紹介する単語は、私が個人的に苦手意識を持っているものですが、この機会に自分が苦手だと思っている単語を確認してみてはいかがでしょう?
スペリングが似ていてややこしい
1.LayとLieの過去・過去分詞など
1. lay – laid – laid, laying /leɪ/ - /leɪd/ - /leɪd/, /leɪ.ɪŋ/
2. lie – lay – lain, lying /laɪ/ - /leɪ/ - /leɪn/, /laɪ.ɪŋ/
3. lie – lied – lied, lying /laɪ/ - /laɪd/ - /laɪd/, /laɪ.ɪŋ/
*上記、全て現在―過去―過去分詞、進行形の順番です。
1の意味:to put someone or something down carefully into a flat position
(横に寝かす、そっと置く)
2の意味:to be in a position in which your body I s flat on the floor, on a bed, etc
(ベッドや床などに横になる)
3の意味:to deliberately tell someone something that is not true
(嘘をつく)
特に、1と2の過去・過去分詞に苦手意識があります。スペリングが同じで発音が違うものはなく、意味の違いもハッキリわかっていて、冷静に考えれば全く問題ないのに、実際使う時や音読の時に出てくると、焦ってしまいます。
似ているものを比べて覚えるとよけいに混乱することがありますが、混乱が長年続いているものは整理し、意識して覚えこむしかないかな?頑張ります。
2.Liar, Lair
liar /ˈlaɪə/ 嘘をつく人、嘘つき
lair /leə/ 隠れ家、野生動物のすみか
liarという単語は、問題ないのですが(スペリングがlierだと覚えやすいのになぁとは思いますが)、最近lair /leə/という単語に遭遇し、liarだと思って読み間違えてしまいました。意味的におかしいと思ってよーく見ると、スペリングがちょっと違うではないですか!幸い、これは、苦手意識が定着する前に解決しそうです。
3.Yawn, Yarn, Yearn
yawn /jɔːn/ あくびをする、あくび
yarn /jɑːn/ 編み物用の糸
yearn /jɜːn/ ものすごく欲しい、切望する
yawnとyarnは発音記号を知らない時に覚えた単語なので、ずっとややこしいと思っていましたが、スペリングと発音の関係に気づいてからは、迷わず発音できるようになりました。yearnは、前者2つよりずっと後で覚えたのと、スペリングもヒントになったので、楽に覚えられました。
発音に苦手意識がある単語
1.Squirrel
squirrel /ˈskwɪrəl/ リス
「発音が苦手な単語はありますか?」という質問に、このリスの発音をあげた生徒さんも多いです。
私自身は、イギリスに来てから覚えた単語で、耳で聞いてもどうも真似できないと感じていました。でも、発音記号をしっかり学んでからは、発音された音の発音記号が頭に浮かぶようになり、このリスも問題解決。
でも、この単語は、念のため辞書で発音を確認した単語の一つです。
2.Jewellery
jewellery (米:jewelry) /ˈdʒuːəlri/ ジュエリー
日本にいた頃、カナダ人の同僚に/ˈdʒuːələri/と発音すると教えてもらい(正しくない発音)、一生懸命練習した記憶があります。多分私が聞き間違えて覚えたのだと思いますが、「それでいいよ」と言われたので、発音できるようになったと信じ込んでいました。
今考えると、その同僚は、/l/の次にすぐ/r/を発音するのが難しいので、私にはこれ以上無理だと思って「それでいいよ」と言ったのかな?とも思います。
できると思っていたら実は違ったで覚え直したのと、やはり/l/の直後に/r/を発音するのは、簡単ではない(と思っている)ので、この単語の発音をする時には、今も少し緊張してしまいます。
3.Simultaneously
simultaneously /ˌsɪmᵊlˈteɪniəsli/ 同時に
私は日本では高卒で、34歳の時ニュージーランドの大学に入学し心理学を学びました。その前にイギリスに4年住んでいたこともあり、当時、英語はしゃべれましたが、英語の本を一冊読み切った経験がない状態で、いきなり英語で書かれた分厚い心理学や統計学の本を短期で何冊も読まなければいけなくなり、初めは大変でした。
その心理学の本でよく出てきたこの単語は、発音記号やストレスについてのルールを知っていれば、ややこしい発音ではないと思います。
ただ、当時その知識がなかったのと、読まなければいけない量が多かったので、見て意味さえ分かればいいと思い、発音を無視していたので、「発音できない単語」と脳にインプットされてしまったようです。簡単に発音できるようになった今でも、苦手意識がぬけきれていません。
4.Equilibrium
equilibrium /ˌiːkwɪˈlɪbriəm/ 平静、釣り合い・バランス
私にとってはお馴染みの単語なのですが、自分では会話中に使わないこともあってか、発音を覚え込んでいません。音読中に出てきたら、サラッと発音できる確率は10%程度。この機会に定着させたいです。
他にも苦手意識がある単語がありますが、少しずつその数を減らそうとしています。そして今後は、苦手意識を持つ前に解決するよう心がけようと思います。
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