イギリス英語と言っても、Englandで話されている英語は地域別に大きく分けても20以上のアクセントがあります。
このビデオは、チャキチャキのロンドンっ子のアクセントの特徴についてです。ちなみにロンドンっ子アクセントは、イギリスの標準語ではありません。これは、チャキチャキの江戸っ子アクセントが日本語の標準語とは違うのに似ています。
このロンドンの下町のアクセントはCockneyと呼ばれるもので、ニュースなどで聞く英語とはかなり発音が違い、Cockneyの発音をすることはおすすめしません。ただ、ロンドンのタクシーの運転手さんや、何かが壊れたなどで修理に来てくれる人は、このCockneyアクセントで話す人が多いです。
もともとロンドンの一般庶民、すなわち労働階級のアクセントで、少〜し荒っぽいというか、品があるとは言えないというか・・・のようにも聞こえます。実際このビデオでも、Cockneyアクセントの発音をしている時は、顔つきもチョットだけ荒っぽそうにしているのが面白いです。
また、映画「マイ・フェア・レディ」でオードリー・ヘップバーンが演じたCovent Gardenの花売り娘も労働階級で、Cockneyアクセントで話しています。彼女のアクセントの発音矯正をし、マナーや服装を変えることで、上流階級の世界で通用する(上流階級の人だと思われる)ように訓練するというような内容です。
ロンドンで生活していると必ずと言ってもいいくらい耳にするCockneyアクセントですが、これが聞き取りにくいという生徒さんも多いので、このビデオで特徴をとらえていただければと思います。
Cockneyの発音方法についてすぐ観たい場合は、ビデオの41秒くらいから始まります。
カバーしている内容と始まる時間です:
49秒:シュワ
1分11秒:Hの扱い
1分40秒:Dark Lの発音
2分2秒:Glottal Stop
2分50秒:th soundsの発音
4分6秒:二重母音
4分53秒:myはme
などなど・・・
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